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by xflag_career

「バナー1つで心動かす"エンターテインメント体験"を。」グラフィックデザイナー森政輝

こんにちは、XFLAG スタジオのキャリア採用担当です。XFLAG スタジオにいる各職種の人々がどのような働き方をしているのかをお伝えすべくスタートした「中の人インタビュー」。
第7回目は、グラフィックデザインチームでリーダーを務める森さんをお招きしました。

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『モンスターストライク』(以下、『モンスト』)をはじめとする、XFLAG スタジオのコンテンツやイベントでユーザーさんが最初に目にするロゴやバナー。これらを手がけてきたのが、XFLAG スタジオのグラフィックデザインチームです。
今回は、グラフィックデザインチームのリーダーである森さんに、チームの役割や、活躍できる人物像についてお話を伺いました。

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森 政輝(もり まさき)

都内で音楽活動を経て、印刷物のデザイン制作に興味を持ち、印刷・出版業界にてグラフィック・Webデザイナーを経験。その後、ゲーム開発会社でグラフィック・UIデザイナーを経て、2014年にミクシィへ入社。現グラフィックデザインチームリーダー。

XFLAG スタジオのグラフィックデザインチームとは

――はじめに、XFLAG スタジオにおけるグラフィックデザインチームの役割について教えてください。

森:
グラフィックデザインチームは、『モンスト事業本部』内の『モンストUIデザイングループ』に属するチームのひとつです。『モンスト』はもちろん、XFLAG スタジオが手がけるプロジェクトのバナーやロゴといった、幅広いコンテンツの制作に携わっています。XFLAG スタジオ内でも数少ない、幅広いクリエイティブに触れられる部署かもしれません。

インゲームの制作物としては、『モンスト』のイベントバナーが代表例ですね。ゲームと離れた部分だと、公式サイトのバナーやストアに掲載される画像、求人広告のバナー等もグラフィックデザインチームが制作しています。

――確かに幅が広いですね。掲載場所や制作物の目的に合わせて違った工夫が必要になると思いますが、いかがでしょうか。

森:
インゲームのバナーは、やはりコンテンツの世界観を表現することが重要です。一方で、外部サイトに掲載する制作物はその世界観が強すぎると、かえって邪魔になってしまうこともあります。言ってみれば「ゲームっぽくなりすぎない」ように気を付けなければならないケースもありますね。目的次第では、イラストよりテキストに注目してもらいたい時もあるので、これらを総合的に意識してレイアウトを整えています。

――続いて、具体的な仕事内容についてお伺いします。まずは業務フローについて教えてください。

森:
まずは関係部署からイメージ等のヒアリングを行った後、制作に取り掛かるというのが通常の流れです。手がける業務の幅が広いので、依頼元もプランナーやマーケティングチーム、YouTubeの動画制作チームなどさまざまです。案件はすべて私が管理し、各デザイナーをアサインしています。

――具体的には、どのようにアサインしていますか?

森:
基本的に、抱えているタスクの負荷が均等になるようアサインを進めていきます。ただ、最近はデザイナーの適正を考えて、あえてやったことが無いようなデザインに挑戦してもらうようにもしています。オールマイティーなスキルも身に着けて欲しいという想いがあります。

――依頼される段階で、デザインのイメージというのは固まっているのでしょうか?

森:
多くの場合、かなりざっくりしたイメージですね。ヒアリングや実際の作業を経て、具体化していきます。ゼロベースから制作していくことが多いので、うちのチームのスタッフにはデザイン能力だけではなく、発想力と発信力も必要です。

――ちなみに、デザイナーの皆さんはどういったスケジュール感で仕事をされているんですか?

森:
制作物にもよりますが、常に一人3案件は抱えているようなイメージです。もちろん、タイミングによってはそれ以上の場合もあるので、スピード感がある程度求められる環境です。

デザインのきっかけは「DJイベントのフライヤー」

――次に、森さんの経歴についても教えてください。そもそも、グラフィックデザインに触れたきっかけは何だったのでしょうか?

森:
きっかけと言っていいのか分からないですが......私は20代の頃クラブDJとして活動していまして......。

――クラブDJと言うと、あの音楽をかけるDJですか?

森:
はい。クラブDJとしての活動で、自分でイベントを打つことも頻繁にあったんです。そうした自分主催のイベントでフライヤーが必要になりまして......。

――なるほど、そこでデザインに触れていたということですね。

森:
そうです。ツールの使い方も自己流で学びました。これが"デザインの原体験"と言っていいのではないかと思います。その後、「DJで生活していくのは難しい」と考えて就職を目指した時も、「自分が面白いと思えるものを仕事にしたい」という想いがありまして......行き着いたのがデザイン職でした。その後、入社した印刷会社が、職業としてのデザイナーデビューですね。

――実際に飛び込んでみたデザイナーの現場はいかがでしたか。

森:
はじめの頃は吸収するばかりの毎日で、とても刺激的でした。一方で、同世代や年下の実力あるデザイナーや先輩がいて、心がへし折られることもありました。とは言え、月並みな表現ですが"あの頃があったから今がある"と思います。

印刷会社を退職後は、Webデザイン会社を経て、ソーシャルゲームを手がける会社に就職しました。こちらが、前職になります。Webデザイナー時代は、堅めのデザインを手がけていたんですが、やはり音楽をやっていたことが関係しているのか、「エンターテインメントのデザインをしたい」という想いが強くなったのがきっかけです。ここではバナー制作を行っていました。XFLAG スタジオにジョインした後に行っている現在の業務は、前職からのつながりとも言えますね。

――そうだったんですね。今はチームリーダーとしてご活躍されていますが、入社当時はどのような業務をされていたのでしょうか。

森:
入社当初は、まだそれほどチームの数も多くなく、今よりももっと幅広い業務を担当していました。入社してわりとすぐに屋外広告の監修や制作などにも携わったのですが、これは私も未経験だったのでとても貴重な経験でした。
その後も、今のチームに異動するまでは、台湾や香港でのモンスターストライクの屋外広告の制作を担当させていただいたり、実際に現地に出張して現場を見て制作したりなど、常に新しいチャレンジングな経験をさせてもらいましたね。

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――今はマネージメント業務が中心ですか?

森:
半々といったところです。やはり、自分でもやりたくなってしまうんですよ(笑)。デザイナーとしての制作欲求がくすぐられると言いますか......。

――どういった案件で、そうした欲求が生まれるのですか?

森:
ヒアリング時、すでに具体的なイメージが湧いてきたような場合は、私の方で描いてしまうこともあります。あとは......好きなIPとのコラボ案件が来ると、「これは自分で手がけたい!」という想いが強くなりますね。極力メンバーにアサインするようにしていますが。。(笑)

グラフィックデザインチームとしても、コラボ案件は魅力的な仕事のひとつと考えています。普段、『モンスト』ならその世界観を忠実に表現することを意識しますが、他のIPとのコラボでは、IPの世界観にグッと寄せたデザインを行います。普段と全く違うデザインを『モンスト』の中で実現させることも、また通常の制作とは別の軸で挑戦のしがいがあります。

――なるほど。では、チームとして制作するバナー、ロゴなどすべての制作物に共通するコンセプトのようなものはありますか?

森:
"XFLAGらしさ"ですね。クエストやガチャのバナーというのは、ユーザーさんが早い段階で目にするものだと思います。そこでいかにユーザーさんの感情を動かせるか。XFLAG スタジオが大切にしている「ユーザーサプライズファースト」の考え方に直結する部分でもあります。グラフィックデザインチームでは、バナー1つとっても"エンターテインメント体験"と考えています。

グラフィックデザインチームのクリエイティブ

――ここからは、グラフィックデザインチームが実際に手がけたバナーを振り返っていきたいと思います。『モンスト』用に作られたバナーから、2点ピックアップしていただきましたので、それぞれに施した工夫やコンセプトについてお聞かせください。

――まずこのバナーに拘った点を教えてください。

森:
このバナーでは、とにかくユーザーさんに"怖さ"を感じてもらうことを意識しました。というのも、このシリーズに登場するキャラは、すべて何かしらの「罪」がモチーフになっていまして、バナーにも楔や鎖といった「罪人」をイメージさせるデザインを採用しています。プランナーと共有した「おどろおどろしいイメージ」について、ディスカッションを重ねて具現化していきました。

――こちらのバナーは、先程のものとはテイストが異なるデザインですね。

森:
このシリーズは、エジプト神話がモチーフになっています。ただ、いわゆるこれまでのエジプト神話のイメージからは離れて、このキャラクターの特徴である目と足に重点をおいて、キャラクターが愛されるようなタイトルロゴになるように工夫しました。そのうえで、従来のエジプト神話を想像できるようなモチーフ(象形文字)っぽさとのバランスにも配慮しています。このような細部までも徹底的に拘り、私たちクリエイティブデザインチームから発信しています。

グラフィックデザインチームで活躍できる人物像とは

――では次に、グラフィックデザインチームで活躍できる人物像について教えてください。

森:
まずコミュニケーション能力ですね。制作は依頼者とのディスカッションからはじまります。ここでポイントになるのは「依頼者のイメージをどれだけ吸い上げられるか」という点です。その後、バナーが世に出るまでには、何度も他部署との連携があります。スタジオ全体として妥協のない作品作りのためにも、コミュニケーション能力は持っていてほしいですね。

もうひとつは発想力と発信力。バナー1つで"ユーザーさんの心"を少しでも動かせるかどうか。XFLAG スタジオが大切にしている「ユーザーサプライズファースト」といった考え方にも通じるところです。また、例えばそのためには、UI改修といったことまで提案する場合もあります。臆さずに意見を発信する、そういった"発信力"も活躍できる要素の1つだと思います。

――なるほど。では、グラフィックデザインチームが所属するデザイナーに対して提供できるものは何でしょうか?

森:
まさしくこれまでお伝えしてきた"発想力と発信力が鍛えられる環境"を挙げたいと思います。ともすると、バナー制作は「決まった要件にそって制作する作業」になりがちです。ただここでは作業が期待されているのではなく、ユーザーさんの感情を動かすバナーを制作することが期待されています。

また、業務にも幅広さがありますし、その点でも"やりがい"を感じてもらえると思います。携わるプロジェクトもさまざまですし、制作の自由度が高いという点も魅力です。自分で作った制作物に関して良いフィードバックが得られると、やはり喜びにつながると思いますよ。

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――最後になりますが、グラフィックデザインチームへのジョインを検討されている人に向けてメッセージをお願いします。

森:
ちょっと個人的な発言になってしまいますが......私は、未だにクラブでターンテーブルを回している空間が頭に浮かぶことがあるんですよね。「こういう音を出せば盛り上がるんじゃないか」みたいな感じです。今も同じように、「こういうデザインにすれば喜んでもらえるんじゃないか」ということを考えながら、デザイン業務を行っています。こうした"人を楽しませる・喜ばせる妄想"ができる人は、グラフィックデザインチームの仕事を楽しめると思います。一緒に妄想できる人、大歓迎です!!

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「バナー1つで心動かす"エンターテインメント体験"を。」
この言葉が物語るように、森さん率いるグラフィックデザインチームは、クリエイティブ1つひとつで、常に誰かの心を揺さぶることを妄想しながら、細部まで拘り続け、表現し続けるチームだと言えるでしょう。

デザイナーの募集要項はこちらからお願いします。

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